メンタル脆弱なひきこもり

日々を綴っていきます。

場面緘黙症

またもや、お久しぶりです;

やっと、落ち着いてきたので更新を再開していきたく思います。

さて、私は幼い頃困っていたことがあります。それは、場面緘黙(ばめんかんもく)

では、どんな症状でどうしたら治まっていくのかを綴っていきます。

場面緘黙症とは?

これは、家では普通に家族と会話出来るのに、学校など特定の場面で話せなくなってしまう症状の事で、幼少期に発症する事の多い不安症の一種といわれています。

比較的、大人しく特に問題行動のない子供が発症しやすいといわれています。

私の幼少期の経験では、知らない大人にも人見知りをする様な子でしたから、知らない場所や人に話しかけられたりすると、緊張してしまい普通に話せなかったり笑えず表情が無くなってしまう。苦手なクラスメイトによく「話してみて?」と言われ話そうと試みるも、余計喉が渇き口も動かせず困っていました。一番困っていたのは、そうやってからかってくる苦手なクラスメイトでしたがwですが、気心の知れた人、仲の良い子とは普通に話せるし笑ったり出来ます。自分でも、何故周りの皆みたいに上手く話せないのか?不思議でした。普通に話したいのに話せない。外出すると、親に「表情がない」とその当時よく言われていました。その当時の私の外での表現方法はエスノーで首で表してました。もどかしいジレンマです。この症状は思春期まで続きました。

場面緘黙は周囲に中々理解されず、一人で自責の念にかられ心身に影響を及ぼしていくこともあります。子供は、学校でそうした状況に耐えきれなくなり、人間不信から不登校やひきこもりになっていくケースもあります。また、子供の頃発症して見過ごされてきた人などが、大人になっても持続されていることもありその場合、二次的問題でうつに発展しやすい状態になります。大人になると、社会生活で支障をきたしてしまうので早めの診察と対応が必要です。

原因と発症

明確な理由などはまだ詳しく分かっていませんが、主に不安になりやすい、緊張しやすい方が子供や大人どちらも多い様です。子供の場合は、入園や入学。大人は就職。転居や転校、環境の変化により不安感が高まって発症するケースが多いようです。

   以下は、種類です。

 場面緘黙は症状によって次の5つのグループに分類されます。

① 場面緘黙傾向
② 純粋な場面緘黙
③ ことばに苦手がある場面緘黙
④ 複合的場面緘黙(発達的問題や心理的問題の合併)
⑤ 遅発発症の場面緘黙(学校での孤立やいじめによる発症が多い)

 

治療

子供の場合はまず、園や学校の先生(これは、あてになるかは分かりません)ですが、相談してみる価値はあります!スクールカウンセラー、発達センターや教育センター、心療内科クリニックもあります。色々当たってみて、自分に合った良いところをみつけましょう!大人の場合は、心療内科クリニック、精神科に行きます。

場面緘黙は、「専門家だけで治せる症状」ではありません。
家庭と学校が協力して、まず「安心できる環境」を調整することが最も大切です。研究では、不安が低い場面からスモールステップでチャレンジを進め、活動参加、動作、発話ができる場面を増やしていく行動療法的アップローチが最も効果的とされています。「家庭での会話」を「学校での会話」へと段階的に広げていく取り組みです。人との楽しい交流体験や、何かができるようになった経験をたくさん積んで、自信をつけていくことが大切です。

そして、理解者を周りに増やし、交流会、当事者会で交流していくことで情報交換や共有をしながら一歩づつ成長していきます。

※不安感が強い場合は、SSRI系の薬を服用する事もあるようです!

●家庭を含むすべての生活場面で話せなくなる状態を全緘黙といいます。ショックな出来事の後に急激に全緘黙となった場合は、「トラウマ性緘黙」といって急性のストレス障害であり、場面緘黙とは異なります。
●「失声症」は、ある日突然声が出なくなる症状ですが、思春期や更年期の女性に発症が多く、場面緘黙とは異なります。
●「けいれん性発声障害」は、声帯の過緊張と声門の過剰閉鎖のために、声がとぎれとぎれとなる発声障害で、場面緘黙とは異なります。
うつ症状のために全般的に会話意欲が失われている場合は、場面緘黙とは異なる対応が必要です。
●家庭で身体的虐待や精神的虐待がある場合、場面緘黙や場面緘黙に似た状態を示すことがあります。この場合は、家庭への福祉的支援等が必要です。
●場面緘黙への対応や支援が十分でなく、緘黙の範囲が広がって全緘黙の状態となることがまれにあります。

吃音や言葉の理解、言語表現について、ことばに苦手がある場合は、言語面への支援が必要です。
ASD やLD、ADHDをあわせもつ場合は、それらへの理解や支援が必要です。

 まとめ

 自分自身が変だなぁ、そうかも!と思ったらまずは、専門家を早めに受診しましょう!

とても気持ちが分かったので張っておきます。


【場面緘黙症】「緊張して言葉が出ない…」「”あ”って言ってみて」悔しい日々を語る…|#アベプラ《アベマTVで放送中》